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クールビズでもおしゃれに見せる「真夏の“オフィスファッション”講座」

   

人気スタイリスト・山本あきこ氏と、ファッションバイヤー・MB氏。ファッション実用において日本を代表する2人による、超実用的トークショーが6月某日、ダイヤモンド社にて開かれた。

⇒【写真】山本あきこ×MBの超実用トークショー

 トークショー前半では「異性にモテるファッション」と「変身するにはどうすればいいのか」について、会場を沸かせつつ熱い議論を交わした2人。後半では、服装選びが難しい梅雨や真夏でもおしゃれに見せるコツを、2人が徹底解説する!

★後半のテーマは「真夏のオフィスコーデ」。シチュエーションごとにおしゃれのポイントを2人が解説!

MB:真夏のオフィスコーデ、悩んでいる人も多いんじゃないでしょうか。女性はどんなことに気を付ければいいんでしょう?

山本:真夏はトップスとボトムスをあわせただけの“ワンツー”コーデになりがちなので、ピアスやネックレス、バングルなど、アクセサリーを必ずつけましょう。アクセサリーがアクセントになるので、全体の印象を締めてくれます。例えばベルトのバックルがちょっと見えるだけでもピリッとして印象が変わりますよ。アクセサリーの色もゴールドとシルバーで使い分けるといいですね。シルバーだと涼しげに見せてくれます。

MB:ワンツーで単調になりがちなところをアクセサリーで補うんですね。

山本:そうです。男性はどうですか?

MB:男性は、本当はスーツスタイルが完成形なんですよ。私服はドレスとカジュアルのバランスを7:3にするのが正解ですが、スーツはドレス100%が正解。だけどジャケットやネクタイを「省略」して、その正解をあえて崩してしまっているのがクールビズなんです。だからクールビズでも、シャツは白だけ、スラックスもネイビーではなく細身の真っ黒のものにして、できるだけドレス100%に近づけましょう。

山本:私、男性のクールビズで半袖シャツが気になるんですよね。どうも“坊ちゃん感”というか、幼い印象を受けてしまいます。

MB:そうですよね。半袖シャツもスーツスタイルの「省略形」なので、ドレス100%が崩れてカジュアル寄りに見えてしまいます。できれば我慢して長袖を着て、袖をまくってほしいですが、真夏だとそうもいかないので。半袖にするなら袖がキュッと細くなって腕回りが余っていないものにするとスッキリした印象になります。ただし、袖が細いものを頑張って探さなくても500円くらいでお直しできるのでぜひ。

山本:ポロシャツはどうですか?

MB:襟がペタッと寝てしまうやつじゃなくて、デザインがシンプルで襟の裏に「台襟」があるポロシャツを選びましょう。ユニクロもカジュアル用のポロシャツは台襟がないんですけど、クールビズ用のものは台襟がついてます。ワイシャツみたいにかっちりして、一気にかっこよく見えます。

山本:ちなみに女性のシャツ選びもデザイン、特に襟元がシンプルなものがオススメです。フリルやギャザーが付いているものはジャケット用に作られていて、“新入社員感”が出てしまいます。アクセサリーでバランスを整えましょう。

MB:答えは一緒ですね、普通のシンプルなもので勝負しようと。

◆夏の「プレゼン」。カジュアルにならずに差をつけるには?

山本:プレゼンなどの場合、女性はロイヤルブルーのシャツにシルバーのアクセサリーをあわせるなど、寒色でまとめたスタイルをオススメします。寒色でクールな印象になるので説得力が増して、「この人できそうだな」って見られますよ。

MB:色彩心理的にも寒色は説得力を増すなんて話もありますもんね。男性の場合、クールビズ期間中のプレゼンの時はネクタイをして差をつけましょう。ネクタイはニットタイをオススメします。

山本:ニットタイかわいいですよね~。

MB:そう、普通のネクタイだとクールビズでない通常のスーツスタイルにしかならないので、クールビズ期間中のプレゼンはニットタイで。それも色はダークトーンがいいです。白シャツに黒のスラックスをはいて、ニットタイだと、遊びを残しつつ全体の印象が引き締まって見えます。ネクタイを外すのではなく、ネクタイをカジュアルに。

◆「梅雨」の到来。雨の日もおしゃれでいたい!

山本:梅雨の時期に、靴選びを最後にして、朝の玄関で「雨でもOKな靴にしよう」として靴を選ぶと、靴だけがコーデ全体の中で浮いてしまいがちです。コーデがちぐはぐなまま外出すると一日中気分も落ち込みますよね。

MB:よくわかります。

山本:トップスからばかりコーデを組んでいくとそうなってしまうんです。そこでトレーニングとして、普段からコーディネートの“主役”を変えていきましょう。例えば「今日はこのバッグに合う服にしよう」とか、「昨日スカートを買ったからそのスカートに合う靴にしよう」とかです。主役の近くから組んでいくと簡単ですよ。

MB:主役を変えて、それに対して全体のコーディネートを考えていく癖をつけるということですね。確かにトレーニングになりそうです。

山本:特に女性はその日の服装によって気分も変わりますし、週5日の服装をいかに変えていくかで仕事へのモチベーションも変わります。雨の日は傘も重要で、テンションの上がる傘にしましょう。

MB:女性はかわいい傘がたくさんあっていいですよね。

山本:最低2本は持つといいですよ。1本はピンクやオレンジなど無地で鮮やかな色の傘。雨の日のオフィスコーデは全体の色味を抑えがちなのでアクセントになります。もう1本は柄のついたもの。その日の気分によって使い分けられます。靴と同じように、私は傘からコーディネートを考えることもありますよ。

MB:傘からコーディネートを考えるとは女性ならではですね! 柄はどんなものを選べばいいんですか?

山本:服はシンプルなものを薦めていますが、傘は幾何学模様や花柄など派手なものでも大丈夫です。自分のテンションが上がるものを自由に選んでください。

MB:傘って体の中心から離れているから、派手な柄でも許されますよね。ちなみに雨具だとレインコートはどうですか?

山本:落ち着いた色でトレンチコートに近い形のものですね。傘は派手でいいんですけど、レインコートは直接身につけるものなので、如何にアウター寄りのものを買うかが重要です。

MB:男性もスーツの上にマウンテンパーカーとか着がちですよね。それも値段が高いマウンテンパーカーをよく着てるんですよ。たしかに性能はいいとは思うんですけど、スーツスタイルにはレインコートを薦めます。さっき『nico and…』に寄って来たんですけど、インポートブランド『RAINS』のレインコートがラインナップされていました。男性にオススメです。

山本:折り畳み傘もいいですよね。

MB:実は僕、著書の中で折り畳み傘も紹介しています(笑)。

 2人の息のあったトークに具体的なアイテム、ブランド名も飛び交い、観客も熱心にメモ。そしてトークショーの最後には、ブレスレットやバッグなど、2人が目利きをして持ち寄ったアイテムを賭けたジャンケン大会を開催! それぞれのアイテムに男女問わず希望者が殺到し、大混戦に。興奮冷めやらぬまま会は幕を閉じた。〈取材・文/河本翔平〉

【山本あきこ(やまもとあきこ)】

スタイリスト。女性誌や広告など多くのスタイリングを手がけながら、毎月個人向けのパーソナルスタイリングや、スタイリングを教える講座などを行う。それ以来、予約開始と同時に申し込みが殺到する「予約の取れない」スタイリストに。処女作の『いつもの服をそのまま着ているだけなのに、なぜだかおしゃれに見える』(ダイヤモンド社刊)がベストセラーとなる。最新作『毎朝、服に迷わない』(ダイヤモンド社刊)も好評発売中。

【MB(えむびー)】

ファッションバイヤー、ブロガー。メンズファッションの底上げを図るべく各メディアで執筆中。“買って着て書いて”一人三役をこなす(@MBKnowerMag)。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」が話題に。また、メルマガ「最も早くオシャレになる方法」では、「安くてオシャレになるアイテム」を紹介し即完が続出。ニコニコ動画ではブロマガと生放送「MBチャンネル」もスタート。女子SPA!でも「レディースファッション」に関するコラムを連載開始。著書に『最速でおしゃれに見せる方法』(扶桑社刊)、『Men’sファッションバイヤーが教える「おしゃれの法則」』(宝島社)。

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